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all words by Dr.NORIHIRO KOMIYAMA

Dr. 小宮山のマネージメント講座

米国の小動物病院の今後の動向
(日本ベェツ・グループ三鷹獣医科グループの特徴も併せてご覧下さい)


2000年の傾向の分析
5-10年後の動向は?
動物愛護の先進国である米国における小動物病院の未来像は?
米国の小動物病院の動向
日本の将来は米国が参考となる
現在米国の獣医師の実情はどうか?
現在の米国を見て将来の日本を考える!
企業病院の進出
 Veterinary Center of America
 Pet Smart Veterinary Services

企業病院の進出の背景
 ■勤務獣医師のサラリーマン化
 ■経営管理からの解放
 ■自己の生活環境の防衛
 ■経営者からの解放
米国の代表的企業病院VCAの場合は?その経営戦略とは?
 ■既存の病院のみ買い取り!(現在米国には買取り企業5社あり)
 ■現在164病院&獣医師700名
 ■各科の専門医を積極的に雇用
 ■専門の臨床検査センターの設立
 ■系列の医療器械店の設立
 ■ナイトサービスの実施
 ■時間予約制採用せず
 ■診察時完全ケア
24時間診療体制の増加
 ■夜間のみの救急病院
 ■各病院の持ち回り制度個々の病院にての体制
 社会のニーズにどうこたえる?
 人員の確保のむずかしさ?
 経費との関係は?
女性獣医師の増加
 ■現在の開業獣医師
   男性63% 女性37%
 ■現在の獣医学生
   男性33% 女性67%
ペット・ケア商品の販売の増加
 ■ショピングのコーナの設置
 ■平均的には総収入の約30%で増加の傾向がある
専門医の増加の傾向
 ■専門家指向の傾向(探求心)
 ■高度医療の実現化
 ■比較的高収入
専門病院の増加の傾向
 ■猫専門病院127軒(1996当時)
 ■エキゾチックぺット専門病院等
高額医療機器の導入増加
 ■学問の探究心の表れとして飼主がより高度の医療を受け入れる
 ■収入増加の手段にもなる
スーパーストアー病院の増加
 ■ペット・ショップの客が顧客
 ■ワン・ストップ・システム
 ■大量仕入れの利点
 ■スーパーマーケット(テナント)で開業(地の利)
共同経営病院は微増
 ■経営の負担が半減
 ■苦しみは半減し喜びは倍増
 長所をいかに生かすか
 大陸的な考えが必要
10 専門医の開業志向
 ■大学より専門病院への転出の増加
 ■忙しくなるが給与が2倍以上に増加するため
 ■各々の専門医が集まって専門病院グループを形成
11 専門の団体の増加
 ■専門団体の組織化の傾向
 ■同好の志を求めて
 ■情報化の原点
12 共同組合による購入
 ■組合(団体・連盟・協会)による共同購入の動き
 ■各々病院もコストを下げることができる
13 行動心理学の普及
 ■社会とのむすびつきが強い
 ■地域社会の自治体が指導
 ■家族との絆の関係
14 医療器械店の系列化
 ■大きな企業病院は系列の医療器械を持つ
 ■通信販売・組合等の競合化
15 新規獣医師の負債化
 ■平均2万ドルの負債あり
 ■奨学金等の学生時代の借金⇒ゆえに早く働くこととなる
16 情報化社会の変革
 ■獣医師及び飼主のインターネットによる相談
 ■獣医師及び飼主のインターネットによる診断・治療法の検討
 ■情報の公開及び収集の変化
17 スペイクリニックの増加
 ■あらゆる状況の飼主がいるための対応
 ■低料金・低医療に徹する低所得者層がターゲット
 ■現在では主にSPCA等がその役割を負担
18 ウィークリーサービスの増加(マンスリーサービス)
 ■期間限定の特典を設ける
  例1)ワクチンの割り引き期間
  例2)不妊手術の割り引き期間
  例3)往診のサービス
19 往診専門獣医師の出現
 ■病院を持たないため低コストで開業できる
 宣伝・広告媒体が問題
 契約病院が必要となる
20 ペット・ラインの重要性の増加
 ■ペットのライフ・ライン
 ■主にペット・ロスのための心のサポートケア
 ■躾のための専門家等ホームドクターに撤する