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all words by Dr.NORIHIRO KOMIYAMA

三鷹獣医科グループ・ハムスターの専門医療とハムスターの飼い方と病気

 

■ハムスターの専門医療(外来)について
■ハムスターの飼い方と病気

■ハムスターの専門医療(外来)について
ハムスターの専門外来(診察時間最低1時間単位)は、原則として、毎週火、木曜日の午後2〜6時までの完全予約制です。
その他の曜日、時間をご希望の方は別途御相談ください。(全身が脱毛する等)


★最低1時間以上の診察時間が必要となります
★あらかじめその病気の程度や経過をお知らせください
★可能な限り過去の医療記録を御持参ください
★費用についてはあらかじめお尋ねください )



 

ハムスターの飼い方と病気 2013/4/1 第3回改訂

ハムスターは脱走の名人、複数いるとケンカしないか注意する、ハムスターは夜行性(夜の時間が主役)、特に冬季は眠りが深い、頬袋を持つのが特徴、雌は雄より優位である。5℃以下になると冬眠(させないこと)するので注意が必要である。

「ハムスターについて」ダイジェスト
性質について
食餌について
住まいについて
早見表
繁殖について
一般的に見られる臨床的疾患状態

人獣共通伝染病の可能性



『エキゾチックペット獣医学ハンドブック』 (日本ベェツ・グループ発行)
ハムスターの項目より一部を転載

 

「ハムスターについて」ダイジェスト

三鷹獣医科グループ・ハムスターの専門医療とハムスターの飼い方と病気

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性質について

ハムスターの行動は夜行性であり、脱走の名人で あり、しっかり止め金をかけられたケージが必須である。個別のケージに住まわせる。雌は他の雌とケンカをすることがよくある。雄は他の雄とケンカをする。 雌は発情期の間の数時間を除いては同居した雄に攻撃することがよくある。時にハムスターは性成熟前から一緒に住まわせていた場合には、よりケンカをしない 傾向がある。

新生児を持つ雌を不安にさせないようにする。雌は頬袋の中へ赤ちゃんを、餌、寝わらあるいその他のものと一緒に詰め込むかもしれない。子どもは頬袋の中で窒息死するかもしれない。

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食餌について

食餌は、少なくとも 16%の蛋白を含む市販の齧歯類/ハムスター用のペレットを与える。3週齢以下の幼齢には、柔らかくしたペレットを与えることができる。種子タイプの" ペット"混合食を与えてはいけない。これでは、成長や繁殖に充分な栄養を得ることができないからである。ハムスターは自分が好きないくつかの種子を選んで 貯蔵したり、あるいは巣にうめたりする。

食べ残しの食物を取り除くため、寝わらや巣は毎日調べる。おやつ=サラダ用芽キャベツ、リンゴの小片、クルミ、レーズン、様々なサラダ用の野菜(24時間 当たりティースプーン1/2杯以上にしない)。前歯を磨耗させる為に、イヌ用のビスケットの小片やイヌ/ネコ用のドライフード、噛むための自然の木の棒、 あるいは木片を与える。

水飲みボトルで水を与える(幼齢には小型サイズのものを用意する)。ハムスターの胃腸管は、グラム陽性菌が優勢である。子を持つ雌のケージは、床の上に直接餌を置いて与える(子どもは生後7〜10日齢で食べたり飲んだりし始めるからである)。

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住まいについて

成獣用の住まいの囲 いは、50cm×50cm×高さ15〜25cm。運動用の回し車、眠るための巣の空間、および食事の場所から、排便/排尿との場所を離して角の方に設置するのに、十分な大きさがなくてはならない。雌の繁殖には2〜3倍の床の空間が必要。また、子どもを育てたり隠したりするための安心できる巣箱が必要である。床はプラスチックあるいはアルミニウム製の固い床でできており、亜鉛メッキされたステンレス製の網ケージの(見通しのよい側面を有する)齧歯類用の ケージが奨められる(動物の扱いや餌の残りを掃除したりするのが容易であるからである)。

上部を安全にしっかりした網の蓋の付いた10ガロン(約7.8リットル)の水槽が使える。一般に普及している完全に密封されたハムスター用の家は使用しな い。強い尿の臭いやアンモニアの蒸気がたまり、換気が悪い。プラスチック、木、柔らかい金属製品、あるいは不完全に組み立てられたケージは選ばない。ハム スターが逃げることができる。寝床は、硬木の削りくず、再生新聞紙、あるいは混合ペレットで2.5〜5cmの深さにする。

クリネックス・タイプのティッシュ・ペーパーが寝床/巣の材料としてよく利用できる。市販の小型齧歯類用の巣のための合成繊維を使用しない(しばしば小さ な足または歯に巻き付くか、または摂取して頬袋あるいは消化管の中で閉塞症の原因となる)。寝床が湿ってきたり、臭いがひどくなってきたら、週に1〜2回 またはそれ以上もっと頻繁に寝床をかえる(例外:新生児がいる場合)。同時に餌箱と水飲みボトルを洗う。

熱湯や洗剤/消毒薬でケージ全体を掃除し、よくすすいで完全に乾かす。敷物となるような巣の材料であるティッシュを交換する。一部の"古い"ティッシュを 1つあるいは2つとっておき、新しいティッシュを加える。ハムスターは寝床の交換の度に巣を移動するかもしれない。理想的な室温は、18〜21℃。もし幼 齢であれば、21.4〜23.6℃。湿度は、30〜70%。

12時間毎の照明/暗がりの周期が適切である。12.6℃以下の室温が続くと、ハムスターは巣の中で隠れるところを探し、暖かくなるまで眠るかもしれない。これは本当の冬眠ではなく、好ましくない。

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早見表

生理学

成熟雄の体重

85〜130g

成熟雌の体重

95〜150g

寿命

18〜24ヶ月
(3年まで記録されている)

体表面積

10.5(体重グラム)cm2

直腸/体の温度

37〜38℃

染色体数
(二倍体)

44

食物消費量

15g/100g/日以上

水分消費量

20ml/100g/日以上

呼吸数

35〜135回/分

1回換気量

0.6〜1.4ml

酸素消費量

0.6〜1.4ml/g/時間

心拍数

250〜500回/分

血液量

78ml/kg

血圧

150/100mmHg


生殖
雄:buck 雌:doe

性成熟/思春期(雄)

45〜75日

繁殖開始時期(雄)

10〜14週

繁殖開始時期(雌)

6〜10週(35〜42日で成熟するかもしれないが、最初の繁殖は大人の体重になるまで差し控える。)

性周期の期間
(発情周期)

4日(多発情)

妊娠期間

15〜18日

分娩後発情

生殖能力なし(生殖能力のある発情は、離乳させた2〜18日後)

分娩時間

3時間以上

胎児数

5〜9

出生時の体重

2g

離乳する時期

20〜25日

繁殖適期
(商業用の場合)

10〜12ヶ月(5〜7匹の仔)

出産頭数

月に3頭

ミルクの組成

脂肪12.0%、蛋白9.0%、乳糖3.4%

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繁殖について

繁殖の発情期が近づくと、水っぽい粘液が雌の外陰部から見られることがよくある。発情期の翌朝、不透明な粘質の粘液が見えてくる。夕方早くの間に受容する雌は好戦的ではない 態度で雄に近づく。それは交配が起こりうることを示している。ハムスターはケンカする傾向があるので、その他の齧歯類で使われている集団的交配方式あるいは一夫一婦制のペア交配は望ましくない。

 ハムスターのためには、各々個別に交配する方法が好ましい。雌は雄のケージの中に暗くなる前に1時間置かれる。そして、雌雄が交配の行動をするか、ケンカをするか観察する。どちらの結果でも、次に雄を取り除く。

 その他の方法が商業用で用いられている。連続的に同居させた一夫一婦制は産子数を増やすために行う。7頭の雌を1週間間隔で雄のケージの中に順番に回 す。妊娠していない雌はすぐにローテーションに戻されるかもしれない。損傷を受けたり交配に疲れた雄は休息させたり、移動させたり、引退させたりする、あ るいは、致命的な損傷を受けたならば、安楽死さえも行う。ケンカが激しいかもしれないので、これはペットハムスターには奨められない。

 妊娠と子育てについてであるが、交配後、雌はどんな分泌物も出さないだろう。10日目で体重増加や腹部膨張により妊娠の徴候が示される。交配後13日目 で、雌に1週間分の餌、寝床、水を与えておく。交配しても受精しなかった場合や、雌がケージ内多すぎた場合は、結果として7-13日続く偽妊娠が起こるか もしれない。出産までの期間、雌は活動的で落ちつかなくなり、膣から少量の出血が見られる。子育て放棄や共食いは、かなりよく見られる(除外リスト表を参 照)。生まれてから少なくとも1週間は不安にさせない。この時に水を飲めるように、水飲みのボトルの位置をセットし直す。里子や人工飼育はほとんど成功しない。

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一般的に見られる臨床的疾患状態

・共食い
・寄生虫症:膜様条虫属(Hymenolepis spp)
・下痢
・飢餓あるいは脱水
・皮膚の創傷
・敗血症あるいは毒血症
・皮膚炎
・悪寒あるいは過度の暑さ
・多尿
・子育て放棄
・突然死
・アミロイド症
・体重減少
・先天的異常
・不正咬合
・抗生物質による毒性
・感染症、アミロイド症、ネフローゼ、中毒、肝硬変、新生物
・クロストリジウム属、
・心筋症/アテローム性動脈硬化症( Clostridium spp.)を含む慢性疾患
・仙台ウイルス感染
・栄養不足
・胃内毛球症、異物

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人獣共通伝染病の可能性

人畜共通伝染病の問題はまれである。
コロニーのハムスターにおいて、サルモネラ属( Salmonella )、野兎病、膜様条虫属( Hymenolepis )、あるいはリンパ球性脈絡髄膜炎(LCM)に対するスクリーニングを行うべきである。

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