発作の発症率は?
|
| ↓ |
鑑別診断
|
| ↓ |
痙攣
反復する急激な不随意的である筋肉の収攣。 |
| ↓ |
発作
痙攣より広い概念。癲癇は発作に入る。 |
| ↓ |
発作の原因
頭蓋内 × 頭蓋外
進行性 × 非進行性
単発性 × 再発性 |
|
| ↓ |
診断的手ががり
| 頭蓋外性 |
中毒、低血糖、寄生虫 |
| 頭蓋内性 |
脳腫瘍、脳炎(脳感染)、癲癇 |
|
| ↓ |
診断的手ががり
|
| ↓ |
診断的手ががり
|
| ↓ |
診断法
病歴の聴取→発作のタイプ
↓
発作の時期←発症の時期 |
|
| ↓ |
診断法
身体検査
↓
神経学的検査
↓
MDB
CBC→血糖値(24h)
血清生化学検査 心電図 |
|
| ↓ |
X線撮影検査
|
| ↓ |
品種特発性
癲癇の素因犬
プードルとビーグル
セントバーナード
シェパード |
|
| ↓ |
発作の特徴
|
| ↓ |
発作
|
| ↓ |
発作後の特徴
|
| ↓ |
| 失神 |
vs |
癲癇 |
↓
前兆なし(運動後)
発作は数秒で短い 発作後すぐに直る |
|
↓
前兆あり
発作は長い すぐに直らない |
|
| ↓ |
Magic
Formula(魔法の法則)
|
| ↓ |
癲癇
真性癲癇
症候性癲癇
本態性
脳又は全身の障害
遺伝性 |
|
| ↓ |
真性癲癇
|
| ↓ |
症候性癲癇
|
| ↓ |
症候性癲癇
寄生虫感染
低血糖
低カルシウム血症
一酸化炭素中毒 |
|
| ↓ |
症候性癲癇
有機リン中毒
鉛中毒
エチレングリコール中毒
サイアミン欠乏症 |
|
| ↓ |
症候性癲癇
インスリン分泌過多症
肝臓障害
破傷風
低ナトリウム血症 |
|
| ↓ |
治療法
|
| ↓ |
発作の治療
|
| ↓ |
発作の治療
| 1/3 |
治療可能 |
| 1/3 |
だいたい治療 |
| 1/3 |
むずかしい |
|
| ↓ |
治療の総論
|
犬 |
猫 |
| フェノバール |
ジアゼパム |
| プリミドン |
フェノバール |
| 臭化カリウム |
臭化カリウム |
|
| ↓ |
猫の場合(1)
ジアセパム
ジアセパム0.2〜0.3mg/kg
8時間間隔で投与する。
1日2〜3回に分割。
最近は肝障害の報告あり。
定期的な検査が必要。 |
|
| ↓ |
猫の場合(2)
ジアセパムが効果がない場合
フェノバール
フェノバールを初回は1.0mg/kgから始める。
嗜眠・沈鬱となることあり。
以前より肝障害の報告あり。
定期的な検査が必要。 |
|
| ↓ |
猫の場合(3)
臭化カリウム 20mg/kg
1日2回で経口投与を始める。
沈鬱の場合はフェノバールを2〜3日ごとに10%ずつ減量。 |
|
| ↓ |
犬の場合(1)
フェノバールを初回は1〜2mg/kgで経口投与を始める。
コントロールできて、嗜眠・沈鬱の場合は10〜20%減量する。 |
|
| ↓ |
犬の場合(2)
まだ発作がある場合はフェバールを
1mg/kgを12時間ごとに増加する。 |
|
| ↓ |
犬の場合(3)
プリミドン又は臭化カリウム
臭化カリウム 20mg/kg
1日2回で経口投与を始める。
嘔吐防止のため、食事と共にバルビタール麻酔(単独)は使用せず。
身体の痙攣は止めるが、脳の痙攣は働きは止めない。 |
|
| ↓ |
発作の治療
| コントロールには6ヶ月が必要と、あらかじめ飼主に告げておくこと。 |
|
| ↓ |
発作の治療
ジフェニール・ヒダントイン
(ダイランチン)は使用せず
フェノバール
1〜2mg/kg、1日2回
最大1日量18〜20mg/kg
1日2〜3回に分割。
最低6ヶ月は続ける。 |
|
| ↓ |
フェノバールの副作用
食欲亢進
頻尿
嗜眠
効果がでるまで2〜3週間かかる |
|
| ↓ |
フェノバールの血中濃度
| 血清値 |
15〜40μg/ml |
| 理想値 |
20〜30μg/ml |
安定するのに7〜10日
投与直前に採血 |
| ↓ |
フェノバールの血中濃度
20μg/ml以下の場合
| 20μg/ml以下の場合 |
0.25〜0.5mg/kg増量する |
| 30μg/kml以上の場合 |
20〜30μg/mlまで減量する |
|
| ↓ |
フェノバール
|
| ↓ |
プリミドン(肝毒性あり)
80%肝臓でフェノバールとなる
犬→10〜15mg/kg、1日2回
猫→使用せず |
|
| ↓ |
ジアセパム
| 血中濃度 |
200〜500ng/ml 犬は数週間で消失 |
| 点滴療法 |
ソルラクトに0.1(最高0.5まで)mg/kg/Hrで始める。
減量は1Hrごとに10%減量する。 |
|
| ↓ |
臭化カリウム
20〜60mg/kg、1日1〜2回に分割。
食事と伴に。
人間には毒性。
メカニズムは不明。 |
|
| ↓ |
臭化カリウムの副作用
嘔吐、下痢、鎮静
フェノバールの投与量を減少できる
肝障害の場合に最適の適応となる |
|
| ↓ |
臭化カリウム
1〜4ヶ月で効果が発揮
1ヶ月後に血清レベルを測定
1000〜1500μg/ml |
|
| ↓ |
臭化カリウムの作り方
| 臭化カリウム |
125g |
| 水 |
500mg(ml) |
| 1ml=250mg/ml |
|
| ↓ |
重積発作や昏睡状態の動物のアプローチ(1)
ジアセパム
ジアセパム0.5〜1.0mg/kg静注から始める。
12時間おき。
|
ジアセパムで効果がなければ |
| ↓ |
重積発作や昏睡状態の動物のアプローチ(2)
フェノバール
フェノバール 5mg/kgで始めて
最高20mg/kgまで30〜60分
おきに4回静注する。 |
|
| ↓ |
重積発作や昏睡状態の動物のアプローチ(3)
ジアセパムやフェノバールが効果ない場合は
ペントバルビタールを使用。
| ペントバルビタール 2〜20mg/kgを静注する。 |
|
| ↓ |
重積発作や昏睡状態の動物のアプローチ(4)
ペントバルビタール麻酔は最低限6時間以上が必要。
その後は維持量のフェノバールが必要となる。 |
|