猫や犬の糖尿病を専門的に扱う動物病院

猫の糖尿病 犬猫も人間と同じように糖尿病を患うことがあります。原因も人間と変わらず、インスリンの不足によって引き起こされます。発症率は200〜300頭です。 糖尿病の間接的な原因としては、まず肥満が挙げられます。 肥満と糖尿病の関係は深く、肥満状態の猫はそうでない猫に比べて、糖尿病発症率が3.9倍になるとのデータがあります。 体重を把握し適切な栄養管理を行うことや、適度な運動をさせることは、予防・治療どちらの観点からも非常に有効です。特に強調したいのは、初期の猫の糖尿病であれば、約1/3はインスリンから離脱(寛解)できます。 また肥満以外にも加齢、中性化、アトピー性皮膚炎などの治療に使われるステロイドやプロゲステロンといった薬が原因となる場合もあります。 これらは対処が難しいため、肥満の予防や健康的な生活作りに、より注力していく必要があると言えるでしょう。 なお、メスに比べて、オスの方がわずかに発症しやすいというデータがあるため、オスの猫を飼育している方は特に注意が必要です。

犬の糖尿病 犬猫が糖尿病を患った時に表面化する症状として、水を飲む量・尿の量が増える、体重の減少、元気がなくなる、稀に下痢やおう吐を起こす、などがあります。 これらに気付いた時は、糖尿病の専門治療ができる動物病院での検査をお薦めします。犬猫の糖尿病の管理の難易度は三つに分けて説明できます。約1/3が一般の動物病院でも管理が可能な場合が多い症例、次の約1/3は前述より少し難しい症例、最後の約1/3はとても管理が難しく、特別な教育を受けた獣医師でないと難しい症例です。 当院は、猫の糖尿病専門外来・犬の糖尿病専門外来を設けている動物病院です。専門外来だからこそ可能な精密検査と、適切な処置を提供しております。 また、自宅での適切な管理の上でインスリンの投与、食事療法など行うという処置によって、2割から3割の猫を通常の状態に戻すことに成功しています。 これには一時的なものも含まれますが、多くの猫が確実に快方に向かっています。さらに猫の糖尿病専門外来では、糖尿病と診断された猫の飼い主様に、動物病院だけでなくご自宅での血糖値測定をお薦めしています。 ご自宅はストレスがない環境のため、動物病院での計測より正確な血糖値が測定できることや、治療費を抑えることができるのが主なメリットです。

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