嘔吐、下痢が3ヶ月も続いていますが・・・・・・・・・・・・・・
いろいろ違う薬剤を処方する、を返すだけ。

長期間(2〜3ヶ月以上)の時々の下痢や嘔吐の原因をしらべるには、通常の検査以外に、多くの場合内視鏡(胃カメラ)が必要となります。これは胃や十二指腸の腸の一部を内視鏡で採取して、それを病理検査にて、どんな状態であるかを調べる、鑑別するのが、現代獣医学の常識です。内視鏡で調べると、多くはリンパ球性プラズマ細胞性胃腸炎が多いのですが、問題は治療です。特にタンパク質が低い、低蛋白血症の猫はさらに治療が難しくなります。下痢や嘔吐が止まらない、そんな場合は、サルモネラ、クリプトスポリジウム、ジアルジア、クロストリジウム・パーフリンゲン、細菌の過剰繁殖等を調べた後、まずは内視鏡の検査による、生検又は及び開腹による腸管の全層の生検(これで最終的にリンパ腫と判る場合がある)が必要となります。(※下痢と嘔吐の原因と治療