各種検査と結果の解釈
検査はなぜ必要か
言葉を話すことができない動物の場合、症状(下痢・嘔吐等の証拠)で病気を判断し、症候(人のようにどれくらい痛いかを示す)では判定できません。この状況はまだ話すことができない新生児の診療に似ています。それだけに母親(飼い主)による状態の説明が重要となります。検査が必要な理由は多くありますが主な4つは以下の通りです。
- 推定した病気が正しいかどうかを確かめる
- その病気の程度や進行度を調べる
- その他の合併症が併発していないか調べる
- 現状を記録し今後と比較する
以上の理由から、より科学的な裏付けを取るために、症状や身体検査による+αの検査も行うとより正しい診療となります。当院では検査結果を報告書として飼い主の方へお渡しする制度を採用しております。
X線・X線テレビ検査
当院では500mAの大型レントゲン装置を用いてX線撮影に役立てています。獣医科領域においてX線学検査は非常に重要です。X線検査によって50-80%の異常を発見することができます。
X線は、単に骨の異常(骨折・脱臼・骨の発育異常障害・腫瘍・関節灸等)を調ぺるのみでなく、胸部(心臓・血管・肺野・気管・食道・縦隔洞等)や腹部(肝蔵・腎臓・脾臓・胆嚢・胃腸・膵臓・膀胱・前立線等)についての異常を推定でき、動物の死亡率や病気にかかる率を減少させることができます。また病気の早期発見にも役立ちます。
当院では検査されたX線結果について説明をいたします。また、これからの病気の予後・治療方法・再検査の時期についてもその時期にお話ししますのでぜひ説明をお開きください。
単純X線検査
単純X線検査は、動物に造影剤等を使用せず、そのままの状態でX線撮影をする検査です。必ず2方向にわたって撮影することが重要です。またいろいろな体位で撮影し、異常を発見しやすくする場合もあります。
特殊X線検査
単純X線検査の他に、病気をより詳しく調べるために行われる特殊なX線検査は、主に以下の通りです。
| 検査法 | 疾患部位 | |
|---|---|---|
| バリウム造影 | ⇒ | 消化器系 | 
| 血管造影 | ⇒ | 泌尿器系 | 
| 心臓血管造影 | ⇒ | 循環器系 | 
| 脊椎造影 | ⇒ | 神経系 | 
| 関節造影 | ⇒ | 関節系 | 
| 気腹造影 | ⇒ | 腹部系 | 
X線テレビ検査
X線テレビ検査では、透視をすることで動物の各臓器の動きが観察できます。従来の単純X線検査では確認できにくい疾患に応用します。特に消化管疾患(食事とバリウムを混ぜて与え、胃腸の運動性を観察)・循環器系疾患(心臓・血管の動きを観察)・骨格系疾患(骨・関節の動きを観察)・神経系疾患(脊髄造影をする際の位置決定)などに応用することができます。
血液生化学的検査
今どのような状態にあるのか血液一般検査より詳細に調べるために行なわれます。この検査は病気の予後や治療の選択のために非常に重要です。血液生化学的検査は、各臓器の働き方を調べてどんな異常が起きているのか?どのようなタイプの疾患か?そして予後はどうなるのか?等より詳細に推定でき、診断の能力が飛躍的に向上します。近年の獣医学の発達はこれらの検査に負うことが多いと言えるでしょう。
| 主な検査項目 | 調べられる機能 | 猫の基準値 | 犬の基準値 | 
|---|---|---|---|
| 総ビリルビン(mg/dl) | 肝臓・胆汁・溶血 | 0.1-0.3 | 0.1-0.3 | 
| アルプミン(g/dl) | 特に肝臓の合成能 | 2.0-3.0 | 2.8-3.8 | 
| AL-P(mU/ml) | 肝臓・骨格筋・腫瘍 | 25-93 | 20-158 | 
| SGPT(ALP) (mU/ml) | 特に肝臓に特異的 | 0-80 | 0-80 | 
| SGOT(ALT) (mU/ml) | 肝臓・心臓・骨格筋 | 30-80 | 22-88 | 
| LDH(U) | 肝臓・筋肉・癌 | 63-273 | 45-233 | 
| クレアチニン(mg/dl) | 腎臓・筋肉 | 0.90-2.10 | 0.40-1.40 | 
| ナトリウム(mEq/l) | 腎臓・代謝・電解質 | 147-156 | 141-152 | 
| カリウム(mEq/l) | 腎臓・代謝・電解質 | 3.8-4.5 | 4.0-5.7 | 
| リン(mEq/l) | 腎臓・上皮小体 | 4.2-6.4 | 3.5-5.5 | 
| カルシウム(mEq/l) | 腎臓・代謝・骨 | 4.0-5.2 | 4.3-5.6 | 
| タンパク分画(g/dl) | 肝臓・免疫・感染 | 波形で示す | 波形で示す | 
| CPK(mU/ml) | 筋肉・骨格 | 30-300 | 10-400 | 
| 総脂質(mg/dl) | 肝臓・脂質・代謝 | 145-607 | 47-725 | 
| 中性脂肪(mg/dl) | 肝臓・脂質・代謝 | 6-58 | 10-42 | 
| 尿酸(mg/dl) | 肝臓・脂質・代謝 | 0.1-0.7 | 0.2-0.8 | 
| アミラーゼ(U) | 肝臓・脂質・代謝 | 330-900 | 330-900 | 
| リパーゼ(U/l) | 肝臓・脂質・代謝 | 0-83 | 13-200 | 
| A/G比 | 特に肝臓の合成能 | 0.6-0.7 | 1.5-2.3 | 
| 直接ビリルビン(mg/dl) | 肝臓 | 0.05-0.15 | 0.06-0.12 | 
| 間接ビリルビン(mg/dl) | 肝臓 | 0.01-0.48 | 0.01-0.49 | 
| コレステロールエステル比(%) | 肝臓 | 60-80 | 60-80 | 
心電図
心電図は心臓の電気的活動を記録したものです。動物の心臓を調べるための心電図は、人間の医療で心臓を評価するものと全く同じです。あなたの動物が心電図検査を受けることで、より科学的に心臓の状態が評価されます。そして今どんな処置が必要なのか?どんな治療法が最も適しているか?等を評価できることが多くなります。これらの検査を行なうことで、従来聴診器のみで調べていた病気が、より正確に診断されることになるのです。このことはあなたの動物の寿命を伸ばすことにつながります。
心電図を検査する必要があると考えられる症状は?
- 聴診によって心臓のリズムが異常であると確認される
- 急に発症した呼吸困難
- ショックが認められる
- 失神や痙攣発作が確認される
- 手術中・手術後の心臓のモニターとして利用する
- 聴診によって心雑音が聴取される
- 心肥大が胸部X線写真で認められる
心音図
心音(弁の動きにより直接起こるとされているものと、弁や心臓の急激な動きによって生ずる近くの血液の振動によるもの)の電気的活動を記録したものです。どんな種類の心音(心雑音)か判定する重要な検査です。例えば、この心雑音は先天酌なものなのか?後天的なものなのか?等を判定するのにとても役立ちます。またどのような病気が原因の心雑音かも推定することができます。
これら心電図や心音図の検査を利用することで、人間の医学と同じように動物も高度な医療の恩恵を受けられるようになってきました。
心電図・心音図で推定できる主な病名
僧帽弁閉鎖不全症、特発性心筋症、心膜炎、心嚢炎、高カリウム血症、動脈管開存症、気管虚脱、肺動脈弁狭窄症、心房・心室中隔欠損症、フイラリア症、肺性心、ファロー四徴症、大動脈弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、ジキタリス中毒、低酸素症等
生検の種類
生検は、皮膚やその他の臓器等から、その組織の一部分を取り出して調べることです。そして、その病気が進行性のものなのか?治る見込みがあるのか?部分的病気なのか?を判定する良い指針となります。また、得られた材料から特定の診断を下すのに十分ではないにしても、その特定の診断をする上での理論的な手掛かりとなります。つまり、生検の結果が特定の診断を下し、治療法を決定する、または予後を判定するのに重要であるからです。主な生検の種類は以下の通りです。
| 針吸引採取法 | 注射筒に生じた陰圧により針で生体から細胞や小片を採取する方法 | 
|---|---|
| パンチ生検法 | 生検の器具を用いて生検から組織芯または組織栓を除去する方法 | 
| 経皮的パンチ法 | 生検の器具を用いて皮膚の一部を除去する方法 | 
| 外科的生検法 | 切開によって病変または組織の一部を外科的に除去する方法 | 
| 骨髄生検法 | 骨髄生検針によって骨髄内の組織を採取する方法 | 
生検材料を採取する部位
腫瘍であれば全体を採取しますが、病変のある所では局所的に治療をされていない部位・傷を負っていない部位・病巣が最盛期を過ぎていない部位・硬結や過度の色素沈着がない部位が選ばれて採取されます。
どんな皮膚病に生検が役立つか?
皮膚腫瘍、自己免疫性皮膚疾患、アレルギー反応、脱毛症、真菌感染症、異常角化、膿皮症、猫好酸球性肉芽腫、猫粟粒性皮膚炎、皮膚結石、甲状腺機能減退症等
結果が得られるまでの日数
通常結果の報告書(診断書)が得られるまでには、7-14日間かかります。これは材料を採取し、固定液に入れて検査センターに送り、そこで標本を作ったり染色したりしてから診断されるからです。結果が得られましたらできるだけ早く書面をもって結果をお知らせします。
超音波診断(検査)
超音波(ultrasound)は、最近獣医学の分野でも言葉を話すことができない動物にとって強力な診断技術となっています。何よりも優れている点は、無害で動物を傷つけることがない、つまり「切らないで中を見る」非浸襲的検査が可能であることです。私達の病院では、小動物用セクター走査超音波診断装置(SSD-118アロカ)を使用して診断に役立てています。欠点は、通常動物に剪毛(毛を切ること)が必要で、時に軽度の鎮静処置も必要となることです。
超音波診断の利点
- 動物への影響はなく被爆もなく安心で無害である
- 繰り返し検査でき、しかも重症動物にも適用できる
- 軟部組織の抽出にすぐれ、組織的な評価ができる
- 超音波の投射でも苦痛を与えない
- 液体と軟部組織の識別が簡単にできる
- 心臓内部の解剖学的構造を示す能力がある
- 結果がすぐわかり、記録(ビデオまたは写真)できる
- 弁・血管・心室および胎子の心拍動等の動きを直接目で見ることができる
- バイオプシー(生検)が適用できる
- 妊娠診断に対しても安全に胎子の生死・数・位置を確認できる
心エコー(心臓超音波映像法)で推定できる主な異常所見
心臓調律の評価、心臓の位置、心臓の測診(心室の拡張または肥大・心房拡大等)、僧帽・三尖弁・大動脈弁、左心壁および腔、心室中隔、肺動脈、大動脈、心膜等の評価
腹部超音波映像法で推定できる主な異常所見
肝臓、脾臓、胆嚢、総胆管領域、主門脈、肝静脈、後大静脈、大動脈、び慢性実質性異常、横隔膜エコーレベルの増加と減少、限局性実質性異常、無エコー病変、低エコーまたは高エコー病変、混合性の病変、肝臓、腎結石、水腎症、腎実質疾患、嚢胞性腎疾患、腎腫瘍、前立腺、膀胱、腸管、妊娠等の検査
手術を受ける際の注意点
はじめに
あなたの動物が、外科手術を受けることになった状況において、実際手術を受ける際なにかととまどいを感じているかもしれません。どなたもが、自分の動物が外科手術を受けるなんて思いもよらないことだったと思います。
ある種の病気は、手術をしないと救えないのです。とはいっても通常は、かくべつに心配する事はありません。しかしながら、すべてにおいて100%と言う状況はありませんが、飼い主の方が思っている程ご心配なさる必要はありません。ある状態において、例えば危篤的な緊急手術においては、危険率は高くなりますが、そのような場合には、あらかじめお話いたします。
あなたの動物が、手術を安全に受けられるようにするためには、飼い主の方の協力がぜひとも必要です。そのためには、私達の注意に対して、あなたが建設的な御意見を下さる事を希望いたします。そうすることによって、私達はあなたの動物に対してのサービスを常により改善させてあげることができるからであります。
また手術を行なう場合には最大の芸術的臨床技術を駆使し、その動物に対する問題についてそれぞれ独自の解決法を、個人的に話し合って良い方向に向けたいと考えております。
手術を受けるための予約等について
その日の当日に手術を予定している場合は、手術には麻酔を必要としますので、24時間は絶食が必要です。また特別な場合を除いて手術前、6~8時間ぐらいから水も与えないで下さい。ご予約の上、午前9~12時までの間に動物を連れて来て下さい。当日は手術のための最後のチェックを行ないます。検査が行なわれていない時や、追加の検査等が必要な時は、そのときに行ないます。
緊急状態で連れてこられた場合にはまず、手術が必要かどうかを確かめ、必要ならそれに適切な方法を実施致します。時にはあなたの動物の症状がそんなに急がない時は、緊急例を直ちに診てやらなければなりませんのでそれを先に診て、あなたのほうが後になることがあります。そんなに多くはありませんが、緊急例の手術をしなければならないために、あなたの動物の手術予定を立て直さなければならない場合もあります。
私達獣医師、はできるだけ初診時や、あなたが動物を見舞いに来られたり、また手術後連れに来られたときに、あなたとお会いする機会を作るように心掛けております。こうすることによってあなたのお顔とお名前が一致できることになりますから。外科医は手術前または手術後にあなたの動物の状態についてお話することがよくあります。また診察がすみましたら手術費用についての説明をいたします。
手術前の検査の必要性について
手術をするためには麻酔をするわけですから、手術に危険性がないか、いろいろと検査を行ないます。手術前の検査については年齢などを考慮して総合的に状態を調べます。このことは、今まで分からなかった病気についても分かることがあります。主な検査としては、身体検査、臨床検査(血液、血清生化学検査、尿検査、糞便検査)、X線検査、心電図検査などです。身体検査は最も重要で、病歴、視診、触診、聴診、打診などが綿密に行なわれます。
また特に歯の病気(歯石等)があるかどうかもチェックされます。歯石がある場合には、特に手術後に歯石の除去をお薦めします。このことは非常に重要です。歯石があるということは、口の中に多くの細菌がいるということで、白血球数が増加したりします。このことは他の病気で白血球数が増加している場合などに覆い隠すことなり、病気をより分からなくしたりします。歯石はあらゆる病気の原因ともなり、これが歯は健康の窓といわれる所以です。
血液検査は、例えば貧血があれば、輸液や輸血についての情報が得られますし、心臓、腎臓、肝臓などの働きぐあいも分かります。尿検査については、例えば尿糖、潜血、蛋白、pHなどの存在や、腎臓の機能が調べられますし、糞便検査は寄生虫を調べることができます。X緑検査は病気の広がりとか、各臓器の大きさや、異物、腫瘍などを調べることができます。
私たちの外科部門では、すべての麻酔をかける動物に対して最低でも血液検査(9項目)、尿検査を行なって、安全を期しています。また原則として5才以上の動物には心電図検査8才以上の動物にはX線検査を行なうようにしています。これらの検査を行なうと、費用はそれだけ多くかかりますが、最終的にはより安全に外科手術が行うことができます。
麻酔の安全性について
最近では、麻酔の進歩に伴い危険率は大変低くなっています。事実現在では、動物に行なう麻酔は人間の行なう方法と、全く変わらず高度な技術と、確実な監視のもとに行なわれています。外科即ち麻酔といわれる程、麻酔は重要です。そのためには、あらゆる検査の結果を評価してあなたの動物にはどんな麻酔法が良いか?どんな点に注意したらよいか?などが検討されます。現在の最新の獣医学では、吸入麻酔が最も安全といわれているので、主にその方法を用いています。
通常の手順は以下の通りです。あらかじめ投与された鎮痛剤や鎮静剤が効き始めた頃に、必要な場合はマスクにて5分間酸素が与えられ、注射か、マスクにて気管チューブが挿管できるまでの吸入麻酔(イソフルレン)がなされます。そして気管チューブから吸入麻酔(イソフルレン)と酸素が与えられます。そして毛刈りや術野の消毒が行われ、動物は手術室へと移動されます。
動物の心臓の状態は手術前、手術中、または手術後、麻酔から覚醒するまで、3種以上の異なる方法のモニターで監視されます。例えばブラウン間のうえに描き出される心電図とか、体の酸素飽和濃度(パルスオキシメーター)、呼気中の炭酸ガス濃度(カプノメーター)、また全自動電子血圧計による定期的な血圧測定、体温とか心音や呼吸数の監視装置によってモニターされます。そして麻酔中は、通常静脈ルートによって自動輸液装置によって点滴され、水分の補給や必要な薬品の投与が行なわれます。以上のように行なわれるので、麻酔が安全に行なわれるのです。
外科手術について
外科手術を行なうには、それなりの設備が必要ですが、私たちの外科部門は、装置や器具について非常に自慢できるものであると信じております。例えば手術室には、デュパコ社の吸入麻酔装置と人工呼吸装置、外科用手術台、ブラウン管方式の無線の記録付き心電図モニター、酸素飽和濃度(パルスオキシメーター)、呼気中の炭酸ガス濃度(カプノメーター)、全自動電子血圧計、水流式温水毛布装置、心音モニター、温熱式呼吸数モニター、吸引器、電気メスおよび電気燃格器、液体窒素を用いたハイスピード・ドリル、ハロゲンランプの無影燈、自動輪液装置、非常用ランプ、酸素及び笑気のパイピング、緊急用薬品セット、シヤーカツテン、余剰ガス排気装置、手術用骨格標本、なとが設置してあります。
また手術をする場合外科医は、手術用帽子やマスク、消毒済みの手袋、手術衣を身に着けて手術を行ないます。動物に対しても、手術する場所は電気バリカンにて広範囲fこわたって毛を刈り、外科用消毒剤や70%アルコールにて何回も洗浄や消毒が繰り返されます。このように厳格な手順を踏むことによって、汚染や感染の機会がより少なくなります。手術器具に対しても、小さな動物から大きな動物までの、種類別のセットされた滅菌済みのパックが、また特殊な手術のためには、眼科用、整形外科用、内臓用、エキゾチック等用途別にいっでも、使用できる状態にあります。
麻酔中は通常、通常麻酔記録帳を用いて麻酔の経過等を助手が記録します。これらを行なうことで外科医は、手術に集中できるわけで、考えられるすべてのマン・パワー(人間の力)を総動員して、よい結果が生じるよう常に努力し向上するよう目指しています。
おわりに
私達が特別な手術を行なう主な理由は、動物の苦痛を救うことと、出来るだけその病気を治すことです。私たちは、あなたの動物のあらゆる面での看護に対して最大の努力を払います。もし何か御意見とか御質問の点がありましたら、御遠慮なく申し出て下さい。私たちは動物が本当にものすごい外傷で病院につれてこられることを経験しております。そんなとき私たちは本当に自分の動物が同じような外傷をけたと同じ気持ちになり、動物を愛する飼い主さんを慰めてあげます。私達がこの手術をお受けしたときは、私たちも感情的かつ肉体的に同じような気持ちと状態になっているのです。
